2011年10月16日

悪魔くん/家獣・・・・1

モス!

最近は妖怪ネタばかりですんませんな。

水木先生の作品中「ゲゲゲの鬼太郎」が横綱であるならば、大関的作品は「悪魔くん」ではないかと思う。 この作品は1963年から年代違いで何回かに分けて発表され、その都度悪魔くんの本名や容姿も変わっているのでややこしい面も有るが魅力的な作品であることは間違い無い。

貸本版/松下 一郎

松下 一郎         山田 真吾

細かな説明をしだすとこれはもう長くなるんで興味の有る方は「ウィキペディア・悪魔くん」をご覧下さいやし。

実写版/山田 真吾

  アニメ版/埋れ木 真吾


漫画版は読んだ事が無くとも実写版やアニメ版でご存知の方も多いのとちがいますか。  悪魔くんには共に革命を目指す部下達「十二使徒」がいるのだが、これも各エピソードでおらんかったりキャラクター変更が有ったりでややこしいんですわ。 それぞれに大変個性豊かな連中ですぜ☆ 


その中で今回私が好きでスポットを当てたのが「家獣」です。「松下:千年王国版」、「山田:ノストラダムス大予言版」ではこの様な姿で松下一郎(悪魔くん本名)ご愛用の巨獣。西洋の古家の様な形をしており家の中(体内?)にも入れ、みんなの移動の足となっている。この時は第六使徒。


海でノコギリザメに腹に穴を開けられて沈んじゃったりもします。 何も食べなくても生きられる、無機物なのに命があるメシアの為に生まれた「聖獣」らしい。 他説には、家全体が生き物であり、人間を寄生虫のようにして飼っている生物で、人間のフンを食べて青い植物や食物を体内に繁殖させて人間と共存している。但し一度中に入った人間は永久に出ることは出来なくなる… 例外的に主人である松下と、松下の側にいる者のみ自由に出入り出来るというのも有る。 蔦(つた)なんか絡ませてガーデニングの庭に置いたら似合いそうですな^^。 


「松下:世紀末大戦版」、「埋れ木版」ではパイナップル風になり、アニメ版時は第八使徒である。頭の木で攻撃したり窓ガラスを使った光線反射など戦闘時にも活躍し巨大化も可能。境港の「水木しげるロード」に有るブロンズ像もこのタイプやったですな。安全性を考慮してか頭の木が少々控えめな感じやね。

  
私が制作するなら少々大き目サイズの中空で造って各窓際に他の十二使徒を配置させ、提灯(ちょうちん)みたいに内部から発光させたい。 窓からほのかな灯りが(この「ほのかさ」が大事)洩れて暗い室内に置けば綺麗でカッコええやろな☆ ベースも付ければ植物的なデザインやしインテリアにもなるんとちがう?イメージ浮かびますぜ^^。 しかし、製品化はしんどいやろナ~。価格もそこそこいくやろし買う人おるんかな?  いや、是非自分用にでも造りたいもんです。今回のブログタイトルを「家獣・・・・1」としたのもその辺の願望ですわ


 今年4月に鳥取県境港市水木しげるロードの名物店「野々村電気工業/妖怪ショップ ゲゲゲ」さんに私の妖怪原型を持ってお邪魔した時に非売品の一品物「家獣」が有った。



これ、欲しかったナ~・・・・。味の有る作品やわ。バウー