2010年8月28日

「フランケンシュタイン」造られた巨人⑦

モス!

「造られた巨人」、仕上げ作業編
続いてはは上半身。身体全体に皮膚縫合跡のモールドとうるさくならない程度に血管も施しています。頭部、心臓部、両手足にはお約束の?金属棒を埋め込みました。(この金属棒はフランケンシュタインも必要以上に目立たせたくなかったハズなので控えめに、シンプルにしています)






筋肉表現は人体を基本にしながらも人間に造られた感が出る様にバランスをイビツに作成。誕生してから一年以上経過し、しかも過酷な条件で生活しているのでかなり発達しています。
右肩には急流の川に落ちた少女を危険を冒して助け出した末にその父親に銃砲で撃たれた傷跡も有ります。
今回の巨人は版画家「リンド・ウォード」の木版挿絵に対する、「オマージュ作品」として作業を始め、小説の舞台となった十八世紀を意識して制作しているのでシンプルさが基本かな。

続く