2011年4月14日

怪獣以外で造りたいもの・・・2

モス!

前回のダイアリーで動物を造りたいと記したが、動物に関する書籍で私にとって大事な二冊を紹介しておきましょう。決して図鑑には載らない写真のオンパレード!!日本語版で読み物としても抜群に魅力的な写真集です。二冊とも初版は1960年代で貴重な資料集でもありますな。


★写真集「ジ・エンド・オブ・ザ・ゲーム」
写真/著者: ピーター・ビアード
サイズ:約25㎝×28㎝ 約293ページ ハードカバー

人喰いライオンを倒す伝説的ハンターたち。獲物との直接的な命のやりとりを繰り返した彼らも、動物保護政策によって狩られる立場となった。狩る者も狩られる者も、サバンナから姿を消し始めている。保護区域に押しこめられた動物たちは、急激な個体数の増加による飢えとストレスで死に、土地は砂漠化し、滅亡の影がアフリカをおおう。幻のアフリカ楽園の最期。 人類に警告を発するゾウの生態をとらえ楽園の最後を記録した衝撃の写真集。  内容(「BOOK」データベースより)


           


★写真集「夜明けの瞼 鰐と人の共通の運命」 
写真: ピーター・ビアード/著者:アリスターグレイアム
サイズ:約28㎝×25㎝ 約265ページ ハードカバー 


畏怖すべき爬虫類、伝説にいうリヴァイアサン、すなわち鰐族は、1億7千万年前からこの地上に君臨している。これがくしゃみをすれば光を発し、その目は夜明けの瞼を思わせる。1965年ケニア政府の依頼をうけて、ナイル鰐の生態調査にあたったグレイアムとビアードの、勇気と冒険に満ちた狩りの記録。凶暴な蜴、巨大な魚、怪物的河馬、そして奇妙な部族に囲まれた土地で、5百頭の鰐を採取し、その生物学的事実を詳細に陳述する。雌雄の個体数比率、年齢層の割合、個体の成長速度、食餌の内容とその獲得方法の調査、潜在的な繁殖能力の推定、死亡要因の解明を行うなかで、古代から伝わる鰐の神話、逸話、伝承をほりおこしていく鰐のエンサイクロペディア。  内容(「BOOK」データベースより) 一冊まるごと鰐!