兎に角全体のイメージが最優先なのでボディ～尻尾の形出しの後続けてざっと背ビレまで取り付ける。ゴジラの場合背ビレの有る無しで随分ボリューム感が違って来る。ボディだけ先に仕上げてモールドまで刻んでしまい後から背ビレを付けてみて「あれ、ボディの厚みが薄いOr厚い。」という事が起こりかねない。全体が決まっていないのに細部を仕上げるのはリスキーな事だ。
背ビレを取り付けてからのポーズ変更も十分有り得る、ちなみに今回の画像では前回に比べ頭部を下向きに変更し更に少し左腕側に振った。尻尾全体のボリューム不足にも気が付いた。
最初にイメージしたものを実際に形にしてみたがしっくりこないケースも多々有る。
モールドを入れるとゴジラらしさが出て来るので早く入れたいところだがこのラフ作業に納得いくまで時間をかけるのがベストだと思う。
