モス!
毎回同じような画像ではつまらんでしょうからこの辺で今回の作品構想を発表しますぜ。 それは・・
「女性を掴んだメカニコングが巨大電波塔を登っている」シーンの立体化☆で、
コンセプトは「
メカニコングの素立ちは今更いらん。ダイモス10周年として無茶は承知でガレージキットならではの作品にしたい。」どす。 経緯は・・
それこそ何度も々繰り返し映画を観ながらどのシーンにするかを探っておりました。 格納庫に佇むシーン(これは
株式会社キャストさんで絶賛発売中です^^)、1号機でエレメントXの鉱脈採掘シーン、北極でのジェトヘリとの絡み等々魅力的なシーンは沢山有りますが、1933年のキング・コングがアン・ダロウと共にエンパイアステートビルディングに登ったように「スーザン/巨大電波塔/メカニコング」、このシチュエーションは非常に魅力的であり引き込まれます。 というかこれしかないね☆
画像は「タカラトミー/東京タワー物語」のモデルで左が現在、右が昭和33年完成当時の物で形状が違います。今回のは当然右側タイプの物ですが・・
劇中、私が調べたところによるとまず
●印の個所でスーザンを掴んだままスピーカー装置によりドクター・フーが警告を行なう。
更に登るがコングに追いつかれて格闘になり
●印の個所でスーザンを手放す。
格闘しながら尚も登り
●印の個所で墜落となるわけですな。
で、どの個所でのシーンを立体化するかと考えた場合に20メートルのメカニコングに対し333メートルの巨大電波塔はあまりにもデカイ!今回のメカニコングは全高29cmなんで
●印個所だと商品規模的に無理(一部だけ作るという事はしたくない。どのアングルからも見れる、見せられる物にしたい。)結果、ギリギリ
●印部分でスーザンを手放す前での立体化が妥当だと思いました。それでも空間構成的に考えると全高・・最低45センチは必要で外周もかなりの電波塔作成になりやす。
この「巨大電波塔」、当ブログでお馴染みのヤマグチジオラマ山口氏に制作依頼しようかとも考えましたが、メカニコングの立ち位置等を含め一筋縄で図面通りにはいかない事が目に見えており、頻繁な現場合わせが必然とされますんでこれはもう玉砕覚悟で私自身で作ります。
以上、今回の作品構想発表でした。 それではご期待下さいませ☆
(C)1967 TOHO PICTURES,INC.